株式会社オプロ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:里見 一典、以下オプロ)は、株式会社池田模範堂(本社:富山県中新川郡上市町 代表取締役社長:池田 嘉津弘、以下池田模範堂)の安全管理業務を支えるシステムに、オプロのkintone帳票アプリ「ドキュトーン」が採用されたことを発表します。

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採用の背景と経緯

池田模範堂は、かゆみ・虫さされ薬の「ムヒシリーズ」などの医薬品を製造、販売する製薬会社です。「液体ムヒS2a」をはじめとした医薬品を国内外に広く展開しています。

同社における安全管理業務では、医薬品の製造販売業の許可要件として義務付けられているGVP(医薬品等の製造販売後における安全管理に関する基準)省令に則り、行政・医薬学会が発信する副作用の報告やお客様相談の内容など様々な角度から情報を収集しております。しかし、従来の方法はすべて紙で管理を行っていたため、データの集約・分析が難しく、また関わる書類作成業務も全て手作業で行っていました。
そこで、今まで別部門で実施していたGVP業務を信頼性保証部に移管するタイミングで業務の効率化を実現すべく、kintoneおよびドキュトーンの導入に至りました。

導入と効果

池田模範堂は、サイボウズ株式会社の業務プラットフォーム「kintone」とオプロのkintone帳票アプリ「ドキュトーン」をセットで導入することで、データの集約化とドキュメント作成業務の効率化を実現しました。
「問い合わせの経過記録票」「副作用の検討票」「有害事象連絡票」など提出先の異なる帳票作成を一度の情報入力で完結することで、コピー&ペーストなどによる人的ミスが最小限に抑えられ、情報の正確性の担保によるリスクの低減と書類の高い品質保持を実現しました。また、複数の帳票作成にかかっていた安全管理業務の作業時間が1/5まで短縮され、業務効率の向上を実現しました。さらに、ドキュトーンではWord形式での出力が可能なため出力後の修正が可能で、システム導入前の運用に比べて大幅な変更がない点により、使い勝手の良さを評価されています。

詳細

導入事例の詳細は以下をご覧ください。
https://www.opro.net/customer/ikedamohando.html